夏は戦の時代のように、汗をかき腹を空かし、大きなものに対峙した。

 

 

作品を作るとき、へろへろになりながらも必死に食らいついている姿。取り憑かれているようにみえるし、情事のようにもみえる。

 

核爆弾のような台風がきて、全てをかっさらうかのようにして夏が終わった。

 

 

秋は戦後青年のもつ虚無感に似ている。