ソワレ
本日のキラキラのゼリーは終了いたしました。
2階の窓際の小さな席にはきっといくつものドラマがあって、2人だけの世界がそこにある。
そこの席だけ仕切りがある。だけど模様の隙間から少しだけ、ちらりと見えてしまう。
喫茶店のお姉さんは、すました顔をしている。
ゼリーポンチは終了している。
残っているのは
クリームソーダ
アイスクリームに
フィズやその他ドリンク
もちろんコーヒーも。
お客さんがほとんどいないのに、カウンターのところで注文が来るのを待っている。
待っているんじゃなくて、すました顔をして
そのドラマをたくさんみているんだろうな。
あの席の2人とお姉さんが作り出す空間が、とてもとても艶めかしい。
閉店間際の夜
キラキラのゼリーポンチが終了した後こそ、ソワレの醍醐味なのかもしれない。
ソワレの意味は夜。
店内が照明がブルーだからソワレって名付けたのかもしれないけれど、
夜の喫茶店って意味もあるものなのだと、それがまた魅力なのだと、自分たちで発見した気がします。